アンジョを部屋まで連れて行き
先ほどクモがいた天井を指さすと
そこにはまだ微動だにしないビックスパイダーが張り付いていた!
この大きさのクモを見たら
さすがのアンジョだってびっくりするだろう!
と思ったが…
アンジョは全く驚く素振りもせず
イスをクモの居る真下まで持って行き
ノートの端でクモを突っついた
クモはサササッーーーーっと
動くのだが
天井に張り付いたまま降りてこない
アンジョはクモを棒で突いたりして
傷つけたり殺したくはないようだった。
もちろん僕も同じ気持ちだ
クモにはなんとか無事にこの部屋から出て行って欲しかった。
無駄な殺生は避けたい!
アンジョがノートの端で追い回すと
クモがなんとか壁まで下りてきた、ところがここからが大変だ!
クモは僕のベッドの裏に行ってしまった…
クモが見えない場所に行ってしまったからと言って
このままクモ救出作戦をアンジョに諦められてしまったら、
僕はこの部屋では眠れない。
お酒の力は借りたがせっかく安心して
睡眠ができるきっかけを得たのだから
クモのせいでまたあの辛い生活に戻るなんてまっぴらゴメンだった!
たのむ!
アンジョ!
2014年03月02日
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