それでも一応着られるかどうか試してみたが
左手を通したところで
明らかに無駄な行為だとわかったので
「アンジョにこれ着れないよ〜!もうちょっと大きなサイズはないの?」
と聞いたが、
そのサイズが今ある中で一番大きいらしく
しかもこのTシャツは僕用に準備したらしく
日本を出発する前に僕のサイズも確認したというのだ!
いやいやそんな話は聞いていない!
確か出発前に留学エージェントのスタッフに
アンジョが僕を空港でピックアップする時の確認用に
顔写真が欲しいと言われたので、
バストアップの写真は事前に渡していたが
身長や体重などは伝えていない。
僕の知らないところでいったい誰のサイズを確認しているんだ?
顔写真を見ただけで僕の身体的特徴を勝手に想像して
極小のTシャツを準備しちゃったのか?
もしちゃんと聞かれていたのなら、
大き目のサイズを準備してもらうはずなのだけど…
そもそも目の前にいる僕を見たら、
「あんたの準備しているTシャツは
僕には小さすぎるのくらいわかりそうなものでしょ〜
差し出す前に気が付かないかなぁ〜?」
という言葉が喉元まで出かかったが、
まぁここで言い合いをしても仕方ないので、
ピチピチTシャツを着るのを断念し
ひとまずダウンタウンで買った
激安Tシャツを着た。
なんだかとっても残念…
情報交換をするなら正確でないと何の意味もなさないと言うことを
このTシャツ事件で改めて実感した。
Tシャツの事は諦め
気持ちを切り替え
外に出ると、
祭壇の前に綺麗に椅子が並び終えてあり
そこには
真っ白い服を着た見知らぬオッチャンがいた。
2014年03月06日
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